調理器具などの消毒殺菌への取組について
大星園では10年前より調理器具などの消毒殺菌に、必ず電解水を使用しております。
電解水とは一体どんなもの?となる方も多いかと思いますので簡単に…
電解水とは「次亜塩素酸水」とも呼ばれ、簡単に言えば食塩水を専用装置で電気分解して生成されたもののことを言います。
使い方に注意が必要な次亜塩素酸ソーダより低濃度でも次亜塩素酸水(電解水)がウイルスに有効性を示すとも言われ、ノロウイルスやインフルエンザウイルスへの効果が実証されており
さらに安全性も高く、次亜塩素酸水(電解水)は除菌するとすぐ水になるため、うがいもでき、目や口に入ってももちろんまったく害はありません。
飲食店で注目されがちな食中毒だけでなく、ウイルス等にも効果のある電解水を使用して全力で消毒殺菌に努めておりますので、安心してご利用くださいませ。
もちろん、美味しいお肉を準備して皆様のご来店お待ちしております!
① 各種微生物についての殺菌効果 2)
培養した大腸菌、黄色ブドウ球菌、MRSA、サルモネラ菌、緑膿菌、レンサ球菌、枯草菌、カンジダ、黒コウジカビの各種微生物を、微酸性次亜塩素酸水(pH5.2、有効塩素濃度 57mg/kg)に添加し、経時的に生菌数を測定し、殺菌効果を検討したところ、枯草菌以外の微生物に関しては、1分でほとんどが死滅した。枯草菌については、接触 3 分後にほとんどが死滅した。 一般消毒剤・殺菌剤の塩化ベンザルコニウム 0.05%(500 mg/kg)、次亜塩素酸ナトリウム 200 mg/kgと比較した場合、有芽胞菌である枯草菌では 5 分の殺菌時間で殺菌効果が得られたものは微酸性次亜塩素酸水のみであり、黒コウジカビの殺菌においても塩化ベンザルコニウム及び次亜塩素酸ナトリウムと比較して効果的な殺菌効果を示している。 微酸性次亜塩素酸水では、これまで一般的に使用されていた次亜塩素酸ナトリウムの半分以下の有効塩素濃度で有芽胞菌に対し同等以上の殺菌効果が得られた。
厚生労働省次亜塩素酸水より一部引用
2020.04.09